はじめに
今回は、私が家探しをする際に気にした周辺環境について紹介します。
長野移住の物件探しについて、過去には以下の内容を紹介しています。
物件探し編では、どのサイトで物件を探したかの紹介もしています。気になる方は以下記事をご確認ください。
周辺環境
長野県は自然豊かなところです。住む場所にもよるかと思いますが、雄大な自然にすぐに触れ合えます。
ただ、メリットもあればデメリットもあるため、家の近くに何があるかは事前に確認するべきかと思います。
自然という観点で気にすべきポイントとしては、以下が挙げられます。
- 山
- 川
- 田んぼ
一つ一つ細かく見ていきましょう。
山
メリット
家を出ると、四季折々の自然と触れ合える環境というのは誰もが憧れると思います。
例えば、弘法山古墳だと桜の名所にもなっており、春は観光客もたくさん訪れます。
松本市街地も近いので、子育てもしやすく自然も近い素晴らしい環境です。
デメリット
山が近くにある場合、土砂崩れの危険性があります。
大雨などが原因で山の土・石・砂などが崩れ、街に流れてきてしまいます。
最近の出来事だと、松本市波田で土砂崩れがありました。
こちらの土砂崩れがあった場所も、ハザードマップでは警戒区域に指定されています。
土砂流出、温泉施設に8人が一時取り残される 松本市波田、けが人なし 利用客らは避難(信濃毎日新聞デジタルより)
この道路は、上高地や乗鞍につながっている主要道路の野麦街道から一本外れているため、大きな影響はありませんでした。ただ、自宅前の道路が塞がってしまうと、中々大変ですよね。
市で発行されているハザードマップは信頼できるものなので、必ず確認するようにしましょう。
松本市のハザードマップ(公式サイト)をチェック
川
メリット
川が近くにあると、川で遊べる場所もあります。例えば、千曲川ではカヌーやラフティングを楽しめます。
千曲川は、新潟県に入ると信濃川と名前を変える日本一長い川です!そんな千曲川が近くにあったら、毎年夏を迎えることが楽しみになりそうですね。
また、浅間温泉の近くにある女鳥羽川ですが、川沿いに降りて散歩することができます。
私は以前浅間温泉に住んでいたことがあるのですが、日課のように女鳥羽川を散歩していました。昼間は景色も良く、夜は星も綺麗で散歩にはもってこいの場所です。
浅間温泉
女鳥羽川
デメリット
松本市には奈良井川や梓川などたくさんの大きな川が流れています。松本駅周辺の女鳥羽川は街中であるとはいえ、川が氾濫する危険性があります。
また、松本市は山々に囲まれた盆地であるため、氾濫以外にも予想外な出来事が起こったりします。
例えば今年のニュースだと、山から川伝いで熊が降りてきて出没するという出来事がありました。
熊の目撃相次ぐ 松本市の河川敷と栄村の山林(信濃毎日新聞デジタルより)
川の氾濫以外にも、山に囲まれている長野県ならではの思わぬ出来事にも遭遇してしまうかもしれませんね。
この様な災害を少しでも未然に防げるよう、住む場所はしっかり考える必要があるかと思います。
熊の写真はありませんでした。笑
田んぼ
長峰山
松本市の田んぼの面積は総土地面積の約4.6%を占めています。
市街地から少し外れると田んぼが多くみられ、長野県の地形の中でも特徴の一つかなと思います。
家の近くに田んぼがある場合、カエルの声がとても賑やかです。
カエルが鳴く期間って意外と長いんですよね。田んぼに水が張り出す5月くらいから、3ヶ月間くらいは夜になると大合唱がはじまります。
今私は田んぼの近くに住んでいますが、夏場は夜窓を閉めていても聞こえるくらいの音量で毎晩鳴いています。それに加え、気づくと窓に張り付いていたり、家の中に入ってきたりします。笑
長野で育った私は「今年もこの季節がやってきた!」くらいであまり気になりませんが、特に都会からの移住を考えている方はカエル耐性があるかというところは気にした方が良いかもしれません。
結構な大音量なので、一度実際に聞いてみることをオススメします。笑
まとめ
物件探しのポイントとして個人的に重点を置いて気にした点をまとめてみました。
物件自体のポイント(築年数など)や実際に長野に住んでみてのメリット・デメリットなどはまた今後紹介していけたらと思います。
私自身が長野県での生活をしていて、自然も豊かで素敵な場所だなと日々感じています。
長野移住を考えている方に少しでも参考になれば幸いです!
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